ベガルタについてです。
うざいほど長いです。
よけいなお世話です。
たぶん「ハァ!?」だと思います。
文章ぜんぜんまとまらない。
今日の愛媛戦はスカパ観戦だった。
そして、わたしは完全なベガサポじゃない。
本来ならコアに直接ぶつけたいんだけど、残念ながらいまはまだそこまで通じる人脈を築けていない。
そんな半端者の言うことなんて誰の耳にも届かなくて当然だけど、“他サポ”かつ“指定席客”として半年ROMってきた中で見えたものをぶつけます。
無責任だけど、微妙な立ち位置だからこそ見えるものがあると思う。
『ベガルタをこよなく愛する他サポ』として、言いたいことがある。
(どうしても現レイサポとしての物言いが多くなってしまいます。
恩着せがましかったり先輩ヅラしたりが鼻につくと思うけど、それも含みおいてあえて書きます)
* * *
こないだの水戸戦。
レイソルが、リーグ再開初戦、国立での浦和戦という大一番をひかえた朝。
いま、どうしても参戦しなければという焦りからひたちなかへと向かった。
ひとりで遠征すれば、ブログのネタになりそうなことはいくつでもあるよ。
そこそこおもしろいネタはいっぱいある。
一日で2試合掛けもちすりゃ、自分の苦労をテキトーに笑える記事に仕立てることなんて、片手間でできるさ。
でも、エントリに上げる気がまったくしなかった。
その理由。
危機感。
ぬるかった。
あの日のひたちなかのベガサポの空気は、あまりにもぬるすぎた。
本気の本気の本気でやばいぞって、頭を抱えた。
都内に帰ってきて、その後参戦したレイソルの浦和戦とどうしてもくらべてしまう。
2006年にはあんなに死闘をくりひろげたライバルだったはずなのに(あのシーズン、わたしはどこより最もベガルタを憎んでいた。怖かった。イヤだった。絶対絶対勝ちたかった)、いつからこんなに道が分かれてしまったんだろう。
戦力でもサポの数でも圧倒しながら、あんな無様な試合になってしまったのは、監督と選手だけのせい?
ブラジル人がいないせい?
本当に、それだけのせい?
あのハーフタイムに芝生席に流れてたムードは、なんだったの?
今朝、クラブ情報誌『Vegalta』7月号が届いた。
巻頭、オカのロングインタビュー。
“劇場からの招待状”。
ユアスタがいかに選手の力をひきだすか、熱く熱く語ってる。
これ、ただ漫然と読んじゃうと「ベガサポってすごいなぁ」ってことになっちゃうかもしれないけど、ちょっと待ってほしい。
わたしはこれを読んで、逆にはげしく危機感に襲われた。
逆に。
オカはなんでいつもこんなに必死で語ってる?
これだけあちこちで、しつこくくり返し、オカ自らが『共闘』を呼びかけなきゃいけないのはなぜ?
なんでひとりの選手がシーズン途中で言葉を尽くしてこんなに訴えなきゃいけない?
(もちろん、オカが自分の存在価値をそこに見出さざるをえない…いち選手としてきびしい状況だってのもあるけど)
あいかわらず動員数はあって、自他ともに「ベガサポはすごい」ってことになってるかもしれない。
でも。
言っちゃいけないことあえて言うけど、
『日本一』なはずのあなたたちがついてて、いつまで経ってもJ1に上がってこれないのは、なぜ?
クラブ、監督、選手の無能のせいだけですか?
たしかにテグはダメでしょう。
ダメだけど、じゃあ毎年恒例のように監督替えて、で、どうなる?
サポが、スタジアムの空気、作れてますか?
サポが、もう次の年はないんだって死にモノ狂いの空気をどこまで作れてますか?
水戸戦。
正直、ものすごくショックだった。
ここまでダメだとは思わなかった。
0−3と圧倒的にゲームを支配しながら、後半あんな体たらく。ひどすぎる。
選手の慢心は言わずもがなだけど、はっきりいってゴール裏の雰囲気も相当にゆるんでた。
知り合いも誰もいないのに、「気引き締めないと、これじゃヤバイよ!」って、大声で周りに聞こえるように叫んだ。
選手のパフォーマンス以前に、サポのあり様に不安を抱いた。
いままではなんとかプラマイゼロにできてた感情が、ひたちなかで噴き出した。
モンテとのダービーであんな勝ち方したことも、
モンテとのダービーであんな負け方したことも、
どっちも身になってないじゃないか。
今日の愛媛戦はスカパ観戦なので、スタの生の感覚はまったくつかめてない。
だけど、それでもやっぱり、疑問を感じずにはいられなかった。
わたしは基本レイサポだし、自分なりにある種の“節度”をもってベガを応援したいという考えから、ユアスタでは指定席を買ってそれなりにお金を払うことでベガに貢献したいと思ってる。
(…って言ってもA北だけど。でも、参戦できた試合では必ず個人協賛してるから許して。グッヅも買ってるし)
国内では、ジュビロとレイソルとここ十数年の歴代A代表&U-23代表はゴール裏をみっちり体験してるので、それなりの経験はしてきてるつもり。
で、そんな自分がいま、ベガサポの中に半分首つっこんで感じること。
選手は切り替えが遅い。
ベンチは交代が遅い。
でも、サポも、声出しのタイミング遅い。甘い。
選手のスロースターターを、サポの声で叱咤激励して加速してあげられてない。
試合を見てて、『ああ、ここだよ!』って思うところ、『いまこそ、声で背中押してやりたい!』って思うところで、いつもサポ自からの声がない。
強いメッセージをこめたコールがない。
正直、歯がゆい。
たとえば、攻撃のチャンスが途中でつぶれてしまったとき。
「レッツゴー!仙台!」はなんだかシオシオと尻すぼみに消えていくのみ。すぐに挽回する声出しがないまま、沈黙がスタジアムを支配してしまう。
ユアスタは他のスタジアムとくらべても「あ〜ぁ…」という落胆の声が大きいなぁといつも感じる。
(もちろんそれは強い強い期待感の裏返しなわけだけど)
チャントが消えたあと、指定席の観客の「あ〜ぁ…」がことさら響いてしまうわけです。
尻すぼみって、スタジアムの空気をかなり重たくにごらせる。
あるいは、たとえば点をとられる直前、直後。
ひたすら「カモン」を歌いつづけてるのはべつにいいんだけど、ピッチ上の空気の流れはそこに反映されてますか?
「ここ集中しよう」「相手にプレッシャーかけていこう」、そんな時機に応じたメッセージを歌で伝えられてますか?
ベガのチャントやコールって、ものすごくオリジナル色が強くて、わたしは大好きだ。
歌っても聞いてても楽しい。
でも、ワンコーラスが長めじゃない? あと、テンポが(初心者サポに配慮してか)ゆったりしてる。
それを区切りのいいところまで歌いつづけようとすると、じつはピッチ上ではまったく様相の異なる戦況が繰り広げられてることが往々にしてあるわけで。
いま、このまま、歌ってる場合か?って矛盾を感じるときがすごく多い。
たとえば、お互い球際をきびしく詰めあって、セカンドボールの奪い合いをぎりぎりやってる局面。
こぼれ球を拾った瞬間、すかさず『よし、ここから攻撃に転じるぞ!!』って勢いを与えてあげたいじゃん。
たとえば、せっかくチャンスだったのに自分たちのミスでつぶしてしまった局面。
守備にむかう選手たちに、『もう一回奪ってイチからやり直そう!!』って檄をとばしてあげたいじゃん。
それなのに。
あえてネガティブな言い方すれば、声のテンポが90分間ずーっとフラットで緩慢だ。
イケイケのときにすごい声量かせぐのはどこのチームでも当たり前なわけで。
やばい時間帯に、どれだけ、コアだけじゃなく指定席も巻き込んでスタ全体で cheer up できるか。
それこそがサポの生命線なわけでしょ。
チャンスには選手の背中を押して、
ピンチには0.3歩分先へひっぱる空気を作ってあげる、
そんな応援がホントにできてる?
選手にブーイングしてる場合ですか?
選手もサポも“J2で一番”でいいなら、いまで十分だと思う。
独特のお祭りムードは魅力的だとも思う。
でも、それじゃ満足できないよね?
正直に言いますが、べつにいまのベガサポの応援なんてJ1では驚きでもなんでもない。
敵として“腹にくる”応援、それは、試合の流れをいやらしく作ってくる応援だ。
うまくいってるときの浦和サポにはそれを強烈に感じるし(←けして人数だけの問題ではない)、個人的にはガンバやフロンターレ、鹿島もすごいなっていつも思う。
くりかえしになりますが、ベガサポ、がんばってる。
だからこそ、いままでの応援のスタイルでいいのか、ってことも見直す必要があるんじゃないか。
いま一番近くてよく知ってるサポーターは、やっぱり柏レイソルなので。
2005年に(もう二度と目撃したくも語りたくもない)あの忌まわしい事件を起こし、翌年クラブ史上初のJ2降格を体験して以来、コアが中心となってレイサポは必死で自分たちの歩む道を模索してきた。
あまりに小さくて貧弱な、でも世界一熱いぜって胸を張れるスタジアム。
精一杯仲間をふやして、精一杯黄色く染め上げるために、リーダーさんたちは地道な努力をくりかえして積み上げてきてくれたと思う。
わたしはメインも、ゴール裏も、バクスタも、年チケも、一見客としても、とにかくひととおり体感してるから、よーくわかる。
ゴール裏(コア周辺)だけじゃない。
バクスタはもちろん、メインのお高い指定席の客もちゃんと巻き込んで目線に入れて。
試合前にはコールリーダーさんがスタンドを回って「いっしょに戦いましょう」と声をかけ、煽り、リードする。
きめ細かく地道な呼びかけ。
以前から熱いことで名高かったバクスタホーム側指定席(AL)に、今年から年チケができた。
わたしもゴール裏を卒業し、AL住人になった。
すごいよ。
ヘタするとゴール裏より声出てる。野次のレベルもかなり乙だ。
もちろん、日立台は圧倒的にハコとして小さいから一体感出やすい…ってのもあります。
でも、サイズだけの問題じゃない。
もともと熱いALが、ゴール裏と連動し、コアから一目置かれるほど認められ、さらに自信をつけて声を出せるようになったんだと思う。
『俺たちもゲームを作ってる』っていう実感が得られるから。
実際、わたしはいま、AL住人としての自分にものすごく誇りをもってる。
はじめは「ゴール裏をはなれるなんて都落ち同然。。。」くらい思ってたのに。
ベガサポはどうですか?
ユアスタではどう?
正味なところを知りたい。
残念ながらまだまだやれることをやれてない、そんな気がしてならない。
あんだけすげぇスタジアムで、あんだけすげぇ数のサポが集ってて、
だったらもっともっとおそろしいほど声出てていいはずだ。
指定席の観客を巻き込む知恵があるはずだ。
まだ、努力し尽くしてないはずだ。
(すくなくともA北では感じられません)
たとえば、ベガのチャント&コールは、『手のアクション』がユニークでとっても楽しい。
これは絶対に他サポにないポイントだと思う。
声を出して歌うことが恥ずかしいファンでも、手拍子を打ったり、振り付けを手で真似たりするのはすごく入りやすい。
俺のまわりのおんつぁんおばちゃんも、一生懸命手を動かしてるよ。
やっぱりどうしてもテンポずれるけど(苦笑)、一生懸命手たたいてる。
試合前のほんのひととき、コアがメインスタンドあたりに出張して実演してみせるだけでもできないかしら。
いまはビジョンで代表的な応援歌流すだけだけど、あれにアクションつけて(ベガチアもやれるはず)見せるってことも考えられるはず。
なんかもったいないですよ、今のままじゃ。
コアだか旧コアだかバクスタだかゴール裏だか知らないけどそんなことはどうでもよくて、
もっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっと、
サポにやれることがあるはずでしょ?
わたしは、いまの選手のパフォーマンスは、イコール、スタジアムのサポのパフォーマンスだと思ってる。できてることとできてないことがそっくりだと思う。
知恵も体力も、すべて出しきれてますか。
選手たちにそれを胸はって誇れますか。
「走れよ!」ってブーイングする前に、あなたは試合終了後立っていられないくらい跳ねてますか。
のどがつぶれるくらい声出してますか。
過去なんてどうだっていい。
『奇跡』を、今年、本気で起こそうよ。
今年起こさなきゃ、ダメなんだ。
スタジアムにいる全員がそう信じてなきゃ、昇格なんてできっこない。
ベガサポの魂が磨かれるのは、まだ、ここからだ。