2008年07月24日

道はもう混んでないよ 腹はもうへってないよ あとは君に会いにいくだけ







こないだの三連休は、東京 → 前橋 → 仙台 → 東京 の激走約900q。
もちろん、梁くんに会いに行くためです。


ダンナ様…つきあってくれて本当にありがとう(*´∀`*)




しかし、ネタはいっぱいあるのだが、東京に帰ってきてからずっと体調不良で(ダンナいわく『梁くん病』)写真の整理とか全然できないので、とりあえずメモがわりにうp。




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2年ぶりの敷島改め正田醤油スタジアムキター


とにかく暑さ対策ってことで、お茶を凍らせてったり冷えピタ&保冷剤大量に持ってったりしたんだけど、現地に着いてみたらそれほどでもなくてちょっと拍子抜け。むしろ時折吹く風が心地よかったり。
試合開始の頃はけっこう涼しかったっす。

駐車場に着いたのがちょうどキックオフ30分前くらいだったので、シャトルバスはぎりぎりアウト。
で、定額タクシーに乗ろうと歩いていたら、男性がひとり乗り場に向かってた。
どうせなら相乗りしたほうが…と声をかけたのですが、これがなかなかに縁は異なもの味なもので。
雑談の流れで「俺、今日はにわかベガサポですが、じつは柏レイソルサポで」って話したら、
なんと、「僕、学生時代ずーっと柏に住んでたんですよ!」とのこと。豊四季に住んでたそうだ。
で、柏の話、草津の話、登利平の話(笑)で盛り上がりまくり。
ふだんJはあんまり見ないし草津の試合も初めてだから選手も知らない…ってことだったので、

「ザスパの背番号14 熊林は超いい選手だから覚えとくように!!」

って念押しておきました。




ダンナの仕事の都合で出発が遅れたので、スタ着がぎりぎりになってもうた。
彼はひたすら「キックオフには間に合うから大丈夫」と繰り返していたが、ちがうんだ。

俺の心配は

「登利平の鳥めしが売り切れるんじゃないか…」

ただその一点だったんだ。


ギリギリ間に合ったおヽ(´ー`)ノ

shikishima1.jpg
ダンナは初登利平。うまさに感動しておった。
何時間も運転させられたあげく試合自体もgdgdだったのでややご不興であったが、登利平でちびっと挽回できた。

そういえばタクシー相乗りのおにいさんは「なにかイベントがあると必ず登利平の弁当だからもう食い飽きた」っつってたなぁ。
あと「竹が一番うまい。松買うのはバカ」とも言ってたなぁ。

2年前の俺ははりきってわざわざ本店まで行って松買ったなぁ…(;´Д⊂)




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真剣にタオマフ振り回す俺(撮影/ダンナ様)



試合はなんだ、まぁアレだ。
芝生席だったんで詳細はよくわからなかったが、梁くんとセッキーと富田はすごくがんばってる気がした。
以上。

それにしても草津サポはがんばってたね。ベガサポと互角、いやそれ以上に声が出てた。迫力ありました。
あの日は選手もサポも、仙台をどうこう言う前に、草津を誉めるべきだったかと。

俺の目の前のおんつぁん2人連れは、試合をまったく見ないで(ピッチに背を向けてたぞ)いいちこをがぶ飲みしながら友達づきあいの難しさについて延々語りあっておったが、そんなことは、

manner200805_pic.gif






【追記】
一番大切なこと書き忘れた。
当日は「ゆっぴ」ちゃんのミニライブがあったのだ!!!!!
憧れのゆっぴちゃん(´Д`*)ハァハァ
メロンパンにメロンは入ってないんだよゆっぴちゃん(´Д`*)ハァハァ
ベガサポは微妙に反応薄かったように思われるが、ベイシアのCMは関東限定なのであろうか。
俺はひとりで立ち上がってゆっぴちゃんと一緒にシンギングゥー。

ゆっぴちゃんに『走れホーリーホクッ』にも負けない洗脳ソングを作ってもらったらどうだろう、草津よ。






で、試合終了後、一路仙台へと向かうわけですが、うちのジムニーくんにはナビなんておされなものはついとらんわけですよ。
北関東道を途中で下りてから東北道に乗るまでよーわからんかったのですが、まわりの宮城ナンバーの車、仙台ナンバーの車、ベガッ太さんが乗ってる車についてけばいいので助かりました。


ところで、わたしは高速のSAでうまいもんを買い食いするのを至上の喜びとしております。
(実際、仙台から東京への帰り道では玉こんにゃくを4串食べました)
東北道に無事乗り、ちょっと小腹減ったねーってことで、上河内SAで軽食をとることにしました。
わたしは「豚汁(小)」、ダンナ様は「餃子ラーメン」をチョイス。


この餃子ラーメンがひどかった。
ダンナいわく「今年食ったものの中で一番まずい」。

いや、ダンナが言うだけならまだいい。

食べ物を残すことを是としない彼が涙目になりながら無理矢理胃の奥に流しこみ、わたしは丼を片づけに行った。
そこで目にしたものは、たぶんひと口食べただけでまるまる残された餃子ラーメンの丼2つ。

しかも丼の中に箸つっこんだまま。

これってすごいことだ。
SAであんな夜遅くに食事する人は、絶対に腹が減っている。
しかもラーメン。ラーメンなら多少どんなんでも大丈夫。食える。そう思って選んだはずだ。
それが、まるまる残したあげく怒りの箸つっこみ。


みなさん上河内SAではくれぐれも餃子ラーメンを選ばないように。









そんなこんなで深夜、仙台の実家に到着。
ちょっと寝て起きたらすぐユアスタ詣でだ。

しかしあたくしが出かける直前になってもユアスタへ行く主旨を理解していない義母さん。

義母「草津から帰ってきたばっかりで今日も試合なの?」

俺「今日は試合じゃないよ、『ファン感謝デー』だって言ったでしょ」

義母「あ、そう。じゃぁファンに会いに行くの?

俺「………」



俺がまさに“ファン”なんだよ義母さん…(;´Д⊂) アゥゥ




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ベガのファン感は初めてだし、ひとりだったのでややキンチョーしておりましたが。
日立台とちがってユアスタはコンコースも広いし席も多いので、ゆったり楽しむことができました。

といっても開場後ずーーーっと梁くんブースにはりついてたわけだが。


梁くんブースはあまりにもすごい混雑っぷりで、品物を買うことはおろか列に並ぶことすらできなかったけど、そのかわり脇からずーーーっと梁くんをウォッチ。
しかし俺は梁くんを見たいのに気がつくと中原がデカイ図体で視界をさえぎる。
中原ジャマ!という声が何度出かかったことか

で、まぁ至近距離で梁くん堪能できたからいいやと、席へもどるべくコンコースを急ぎ足で歩いていたら、ちょうど控え室へもどる梁くんと並走(?)することに!
ふとあたりを見回すと、ほぼふたりきり状態!(←じつは中原もいたんだが)






きなこ「梁さん、握手していただいてもいいですか…?」

梁くん「あ、はい」

きなこ「がんばってください」

梁くん「ありがとうございます」

きなこ「………」

梁くん「………」



トクン…トクン…トクン……












ごめん俺かなりキモイな(´-ω-`)

でも、しっかり目を見て握手してくれたのはホントだよ。

梁くんの色素の薄い瞳の中に自分が映ってるのを見て、なんだか不思議な感覚にとらわれたり。
手のひらが思ったよりやわらかかったり。

とにかく、あまりの愛くるしさに目がつぶれるかと思いました。


去っていく梁くんの背中。

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このあとのことはもうよく覚えとらん。頭の中がふわーっとなってて。

かろうじて記憶にあるのは、

・すさまじく音痴な夢吾
・すさまじくいやらしい腰つきの直也
・すさまじく大人げないパピコ
・すさまじくどこからどう見ても真性ヲタのひだっち
・すさまじくスベりまくりのオカ
・すさまじく豹変しはじけた平瀬塾長
・すさまじく芸達者でキュートな梁くん
・すさまじく真面目な斉藤さんw

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↑なぜかひとりだけ廊下に立たされてる感ただよう斉藤さん



最後、選手がプレゼント品書き入りカプセルボールを客席に投げ入れてくれましたが、
わたくし裕希の投げたボールをすっぽりと受け取ってしまいましたよ。
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というわけで、ベガのファン感、しっかり楽しませていただきました。

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選手のパフォーマンスはもちろんオモローでしたが、一番よかったのは、チビッコとのミニサッカーかな。
ピッチの半分向こう側で、ひとつのボールを追って走りまくるおチビさんと選手たち。
みんないい笑顔だったなー。


個人的には、最後の最後まで子どもとじゃれあっていつまでもボールを蹴ってた直樹の姿が、目に焼きついてはなれません。



オカとふたりきりで食事に行くのは不本意かもしれないが…
今年ちゃんと昇格して直樹が泣くとこ見てみたいね。






ちなみに、梁くんと握手した右手はいまだ誰にも触れさせてませんことよ。
今後俺と握手したい奴は左手でよろしく哀愁。
















posted by きなこ at 21:44| Comment(4) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月11日

ふとした仕草にひそむ あなたの想いをたしかめる


ただいま、日立台。





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家に帰ってから、ふと、去年のガンバ戦のエントリを読み返してみて。

去年はきっちり負けた。
けど、
今年はなんとか勝てた。

今年は前半はかなりダメっ子ちゃんだった。
けど、
後半はしっかり軌道修正して自分たちらしさをとりもどした。


よかった。
レイソル、ちゃんと一歩ずつ前へ進めてる。


そして、去年書いたこの一文が、今年もそっくりそのままコピペできることをなにより誇りに思いました。




『日立台は、アウェイチームも巻き込んで、すべてを素晴らしくしてしまう魔法の箱なんだ。』






とにかくスタの雰囲気、最高だったすねー。

試合前から、子どもたちが楽しげにボール蹴ってたり、フードコートでは両サポが仲良く列を作ってたり。
試合中にきたないプレーや危険なファウルもまったくなく。ひたすら真剣勝負して。
試合後は、黄黒ユニと青黒ユニがごちゃごちゃ混じりあって歩くレイソルロード。
ただそれがうれしかった。

いろんなことがあったから、よけいに、ガンバと『ナイスゲーム』ができてうれしかった。
わざわざ柏まで来てくれたガンバサポの皆さんにも、同じ気持ちで帰ってもらえてたら幸せです。
(万博ではどうぞおてやわらかに。。。)


ひさしぶりに自分の席について、年チケ仲間のまわりの方々と「おひさしぶりですー」「国立んときは席どこだったんですかー?」なんてご挨拶したのも。
フランサダンス中にお隣の男の子とおもきし頭ゴッチンコしたのも。
明神と聡太にむかって声をそろえてブーイングしたのも。
チュンソンゴールでみんなとぎゃあぎゃあ叫びながらハイタッチしたのも。

なにもかもがキラキラした時間をすごせました。



いつまでもいつまでも、日立台から帰りたくなかったよ。















まぁ、あの日俺の胸の中で一番キラキラしてたのは
太田の笑顔だったわけだが。


アップ前、太田くんがお隣の家族連れのチビちゃんにベア手渡ししに来てくれたわけですよ。
で、ピッチのほうへ帰ろうとしたときに「オータ、今日も決めてね!!」って声をかけたわけですよ。
そしたらサッとふりむいて、小さく手をふってキラッぴかぴか(新しい)て流し目がちに笑顔をくれたわけですよ。




ずきゅ━━━━━━(= ̄□ ̄=)━━━━━━ん







この瞬間、

太田様は俺の脳内で
『はいからさんが通る』の伊集院忍少尉を超えました。






shoui.....1.jpg


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shoui......jpg



少尉…

太田様…




※画像は盛りつけ例です
※イメージと現況が異なる場合は、現況優先といたします







試合の詳細は例によって記憶飛んじゃってますので、覚えてることツラツラ。

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posted by きなこ at 20:11| Comment(3) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月06日

ベガルタ仙台を応援する友たちへ。










ベガルタについてです。
うざいほど長いです。
よけいなお世話です。
たぶん「ハァ!?」だと思います。

文章ぜんぜんまとまらない。

今日の愛媛戦はスカパ観戦だった。
そして、わたしは完全なベガサポじゃない。
本来ならコアに直接ぶつけたいんだけど、残念ながらいまはまだそこまで通じる人脈を築けていない。



そんな半端者の言うことなんて誰の耳にも届かなくて当然だけど、“他サポ”かつ“指定席客”として半年ROMってきた中で見えたものをぶつけます。
無責任だけど、微妙な立ち位置だからこそ見えるものがあると思う。


『ベガルタをこよなく愛する他サポ』として、言いたいことがある。





(どうしても現レイサポとしての物言いが多くなってしまいます。
 恩着せがましかったり先輩ヅラしたりが鼻につくと思うけど、それも含みおいてあえて書きます)







   * * *


こないだの水戸戦。
レイソルが、リーグ再開初戦、国立での浦和戦という大一番をひかえた朝。
いま、どうしても参戦しなければという焦りからひたちなかへと向かった。

ひとりで遠征すれば、ブログのネタになりそうなことはいくつでもあるよ。
そこそこおもしろいネタはいっぱいある。
一日で2試合掛けもちすりゃ、自分の苦労をテキトーに笑える記事に仕立てることなんて、片手間でできるさ。

でも、エントリに上げる気がまったくしなかった。




その理由。











危機感。



ぬるかった。
あの日のひたちなかのベガサポの空気は、あまりにもぬるすぎた。
本気の本気の本気でやばいぞって、頭を抱えた。

都内に帰ってきて、その後参戦したレイソルの浦和戦とどうしてもくらべてしまう。

2006年にはあんなに死闘をくりひろげたライバルだったはずなのに(あのシーズン、わたしはどこより最もベガルタを憎んでいた。怖かった。イヤだった。絶対絶対勝ちたかった)、いつからこんなに道が分かれてしまったんだろう。







戦力でもサポの数でも圧倒しながら、あんな無様な試合になってしまったのは、監督と選手だけのせい?
ブラジル人がいないせい?

本当に、それだけのせい?



あのハーフタイムに芝生席に流れてたムードは、なんだったの?











今朝、クラブ情報誌『Vegalta』7月号が届いた。
巻頭、オカのロングインタビュー。
“劇場からの招待状”。
ユアスタがいかに選手の力をひきだすか、熱く熱く語ってる。

これ、ただ漫然と読んじゃうと「ベガサポってすごいなぁ」ってことになっちゃうかもしれないけど、ちょっと待ってほしい。
わたしはこれを読んで、逆にはげしく危機感に襲われた。


逆に。



オカはなんでいつもこんなに必死で語ってる?
これだけあちこちで、しつこくくり返し、オカ自らが『共闘』を呼びかけなきゃいけないのはなぜ?
なんでひとりの選手がシーズン途中で言葉を尽くしてこんなに訴えなきゃいけない?



(もちろん、オカが自分の存在価値をそこに見出さざるをえない…いち選手としてきびしい状況だってのもあるけど)











あいかわらず動員数はあって、自他ともに「ベガサポはすごい」ってことになってるかもしれない。



でも。
言っちゃいけないことあえて言うけど、

『日本一』なはずのあなたたちがついてて、いつまで経ってもJ1に上がってこれないのは、なぜ?

クラブ、監督、選手の無能のせいだけですか?





たしかにテグはダメでしょう。
ダメだけど、じゃあ毎年恒例のように監督替えて、で、どうなる?













サポが、スタジアムの空気、作れてますか?

サポが、もう次の年はないんだって死にモノ狂いの空気をどこまで作れてますか?











水戸戦。
正直、ものすごくショックだった。
ここまでダメだとは思わなかった。
0−3と圧倒的にゲームを支配しながら、後半あんな体たらく。ひどすぎる。
選手の慢心は言わずもがなだけど、はっきりいってゴール裏の雰囲気も相当にゆるんでた。
知り合いも誰もいないのに、「気引き締めないと、これじゃヤバイよ!」って、大声で周りに聞こえるように叫んだ。

選手のパフォーマンス以前に、サポのあり様に不安を抱いた。
いままではなんとかプラマイゼロにできてた感情が、ひたちなかで噴き出した。

モンテとのダービーであんな勝ち方したことも、
モンテとのダービーであんな負け方したことも、
どっちも身になってないじゃないか。




今日の愛媛戦はスカパ観戦なので、スタの生の感覚はまったくつかめてない。
だけど、それでもやっぱり、疑問を感じずにはいられなかった。











わたしは基本レイサポだし、自分なりにある種の“節度”をもってベガを応援したいという考えから、ユアスタでは指定席を買ってそれなりにお金を払うことでベガに貢献したいと思ってる。
(…って言ってもA北だけど。でも、参戦できた試合では必ず個人協賛してるから許して。グッヅも買ってるし)

国内では、ジュビロとレイソルとここ十数年の歴代A代表&U-23代表はゴール裏をみっちり体験してるので、それなりの経験はしてきてるつもり。

で、そんな自分がいま、ベガサポの中に半分首つっこんで感じること。










選手は切り替えが遅い。
ベンチは交代が遅い。
でも、サポも、声出しのタイミング遅い。甘い。

選手のスロースターターを、サポの声で叱咤激励して加速してあげられてない。



試合を見てて、『ああ、ここだよ!』って思うところ、『いまこそ、声で背中押してやりたい!』って思うところで、いつもサポ自からの声がない。
強いメッセージをこめたコールがない。
正直、歯がゆい。





たとえば、攻撃のチャンスが途中でつぶれてしまったとき。
「レッツゴー!仙台!」はなんだかシオシオと尻すぼみに消えていくのみ。すぐに挽回する声出しがないまま、沈黙がスタジアムを支配してしまう。
ユアスタは他のスタジアムとくらべても「あ〜ぁ…」という落胆の声が大きいなぁといつも感じる。
(もちろんそれは強い強い期待感の裏返しなわけだけど)
チャントが消えたあと、指定席の観客の「あ〜ぁ…」がことさら響いてしまうわけです。

尻すぼみって、スタジアムの空気をかなり重たくにごらせる。







あるいは、たとえば点をとられる直前、直後。
ひたすら「カモン」を歌いつづけてるのはべつにいいんだけど、ピッチ上の空気の流れはそこに反映されてますか?
「ここ集中しよう」「相手にプレッシャーかけていこう」、そんな時機に応じたメッセージを歌で伝えられてますか?

ベガのチャントやコールって、ものすごくオリジナル色が強くて、わたしは大好きだ。
歌っても聞いてても楽しい。
でも、ワンコーラスが長めじゃない? あと、テンポが(初心者サポに配慮してか)ゆったりしてる。
それを区切りのいいところまで歌いつづけようとすると、じつはピッチ上ではまったく様相の異なる戦況が繰り広げられてることが往々にしてあるわけで。

いま、このまま、歌ってる場合か?って矛盾を感じるときがすごく多い。




たとえば、お互い球際をきびしく詰めあって、セカンドボールの奪い合いをぎりぎりやってる局面。
こぼれ球を拾った瞬間、すかさず『よし、ここから攻撃に転じるぞ!!』って勢いを与えてあげたいじゃん。

たとえば、せっかくチャンスだったのに自分たちのミスでつぶしてしまった局面。
守備にむかう選手たちに、『もう一回奪ってイチからやり直そう!!』って檄をとばしてあげたいじゃん。




それなのに。
あえてネガティブな言い方すれば、声のテンポが90分間ずーっとフラットで緩慢だ。

イケイケのときにすごい声量かせぐのはどこのチームでも当たり前なわけで。

やばい時間帯に、どれだけ、コアだけじゃなく指定席も巻き込んでスタ全体で cheer up できるか。
それこそがサポの生命線なわけでしょ。







チャンスには選手の背中を押して、
ピンチには0.3歩分先へひっぱる空気を作ってあげる、
そんな応援がホントにできてる?





選手にブーイングしてる場合ですか?

















選手もサポも“J2で一番”でいいなら、いまで十分だと思う。
独特のお祭りムードは魅力的だとも思う。

でも、それじゃ満足できないよね?



正直に言いますが、べつにいまのベガサポの応援なんてJ1では驚きでもなんでもない。
敵として“腹にくる”応援、それは、試合の流れをいやらしく作ってくる応援だ。
うまくいってるときの浦和サポにはそれを強烈に感じるし(←けして人数だけの問題ではない)、個人的にはガンバやフロンターレ、鹿島もすごいなっていつも思う。


くりかえしになりますが、ベガサポ、がんばってる。
だからこそ、いままでの応援のスタイルでいいのか、ってことも見直す必要があるんじゃないか。







いま一番近くてよく知ってるサポーターは、やっぱり柏レイソルなので。

2005年に(もう二度と目撃したくも語りたくもない)あの忌まわしい事件を起こし、翌年クラブ史上初のJ2降格を体験して以来、コアが中心となってレイサポは必死で自分たちの歩む道を模索してきた。
あまりに小さくて貧弱な、でも世界一熱いぜって胸を張れるスタジアム。
精一杯仲間をふやして、精一杯黄色く染め上げるために、リーダーさんたちは地道な努力をくりかえして積み上げてきてくれたと思う。

わたしはメインも、ゴール裏も、バクスタも、年チケも、一見客としても、とにかくひととおり体感してるから、よーくわかる。

ゴール裏(コア周辺)だけじゃない。
バクスタはもちろん、メインのお高い指定席の客もちゃんと巻き込んで目線に入れて。
試合前にはコールリーダーさんがスタンドを回って「いっしょに戦いましょう」と声をかけ、煽り、リードする。
きめ細かく地道な呼びかけ。


以前から熱いことで名高かったバクスタホーム側指定席(AL)に、今年から年チケができた。
わたしもゴール裏を卒業し、AL住人になった。
すごいよ。
ヘタするとゴール裏より声出てる。野次のレベルもかなり乙だ。

もちろん、日立台は圧倒的にハコとして小さいから一体感出やすい…ってのもあります。

でも、サイズだけの問題じゃない。
もともと熱いALが、ゴール裏と連動し、コアから一目置かれるほど認められ、さらに自信をつけて声を出せるようになったんだと思う。


『俺たちもゲームを作ってる』っていう実感が得られるから。


実際、わたしはいま、AL住人としての自分にものすごく誇りをもってる。
はじめは「ゴール裏をはなれるなんて都落ち同然。。。」くらい思ってたのに。








ベガサポはどうですか?
ユアスタではどう?

正味なところを知りたい。


残念ながらまだまだやれることをやれてない、そんな気がしてならない。

あんだけすげぇスタジアムで、あんだけすげぇ数のサポが集ってて、
だったらもっともっとおそろしいほど声出てていいはずだ。
指定席の観客を巻き込む知恵があるはずだ。
まだ、努力し尽くしてないはずだ。
(すくなくともA北では感じられません)

たとえば、ベガのチャント&コールは、『手のアクション』がユニークでとっても楽しい。
これは絶対に他サポにないポイントだと思う。
声を出して歌うことが恥ずかしいファンでも、手拍子を打ったり、振り付けを手で真似たりするのはすごく入りやすい。
俺のまわりのおんつぁんおばちゃんも、一生懸命手を動かしてるよ。
やっぱりどうしてもテンポずれるけど(苦笑)、一生懸命手たたいてる。
試合前のほんのひととき、コアがメインスタンドあたりに出張して実演してみせるだけでもできないかしら。
いまはビジョンで代表的な応援歌流すだけだけど、あれにアクションつけて(ベガチアもやれるはず)見せるってことも考えられるはず。

なんかもったいないですよ、今のままじゃ。
コアだか旧コアだかバクスタだかゴール裏だか知らないけどそんなことはどうでもよくて、
もっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっと、
サポにやれることがあるはずでしょ?









わたしは、いまの選手のパフォーマンスは、イコール、スタジアムのサポのパフォーマンスだと思ってる。できてることとできてないことがそっくりだと思う。

知恵も体力も、すべて出しきれてますか。

選手たちにそれを胸はって誇れますか。

「走れよ!」ってブーイングする前に、あなたは試合終了後立っていられないくらい跳ねてますか。
のどがつぶれるくらい声出してますか。








過去なんてどうだっていい。

『奇跡』を、今年、本気で起こそうよ。



今年起こさなきゃ、ダメなんだ。
スタジアムにいる全員がそう信じてなきゃ、昇格なんてできっこない。









ベガサポの魂が磨かれるのは、まだ、ここからだ。









posted by きなこ at 01:08| Comment(44) | TrackBack(2) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月04日

Your Love Alone Is Not Enough









試合終了のホイッスルが鳴り終わったあと。

立ち上がれなかった。
膝がくずれて。
泣けて、泣けて、泣けて。
のどがつぶれて声が出ない。

全身が勝利を喜んで痛んだ。

あぁ、いまやっとレイソルもわたしも、スタートラインにもどれたんだ、って。



987日ぶりに、やっと。















レイサポなら絶対に忘れられない、忘れてはいけない日付。
2005年10月15日。

わたしははじめてゴール裏に立った。

真っ赤な浦和サポの波におぼれながら、必死にかけつけた駒場で目にしたもの。
それは、まるで砂の城のようにサラサラと音もなく崩れていくチームの姿。


息が止まるほどの無力感。






大げさじゃなく、立ってるのがやっとだったあの日。
あの日のことを、一日たりとも忘れたことはない。

J2でもがいている時でさえ、『かならず浦和と同じピッチに』と念じつづけてきた。
J1昇格も、『やっと挑戦権を得た』という感覚だった。
田中達也を見るたびチクチクと胸が痛み、『神様、もう二度とこのサッカーの申し子が傷つけられることがありませんように』と祈った。




いつか。

いつか浦和レッズと戦って、真正面から、正々堂々と勝利を手にするその日まで。


その想いは、滓のように胸の底に沈んで、しずかにかたまりつづけていた気がする。







そして2008年6月28日。

この日は、ベガルタの水戸戦を見るために朝からひたちなかへ向かってた。
常磐線の車内で、前日買っておいたピンチラを読む。
フランサのロングインタビュー。
目からしょっぱい水がボタボタ落ちっぱなしで、正直恥ずかしくて困った。



とにかくいままでの日々が頭の中を嵐のようにかけぬけた。


勝てなくて勝てなくて、日立台に行くたび清めの塩をまいたこと。
仲間と出会って励ましあったこと。
目の前でピッチを出るフランサにブーイングしたこと。
屈辱の入れ替え戦。
J2。
不安。
石さん。
オカ。
遠いアウェー。
どうしても勝てない山形昭夫先生
苦しい夏場。
いつも先頭でサポに向かって歩いてくる由紀彦。
天皇杯の死闘。
ドゥンビア。
リカのミドル。
一心同体。
平塚の大銀杏。
J1復帰、開幕戦ですばらしい勝利をおさめたこと。
すごい雷の日に勝って、みんなで横井広報を送り出したこと。
快進撃。
勝ち点45。
終盤の失速。
レッツゴーゆきひこ。レッツゴーゆきひこ。
さようならした選手たち。
新しく来てくれた選手たち。
ケガをして。
それでも歯をくいしばってリハビリして。
俺達の誇りの戦士たち。
いつだって真っ黄色の聖地。




レイソルを好きになってよかった。
レイソルを信じてよかった。

レイソルとともに生きてて、よかった。


やっぱり、今日は絶対勝つ。
あらためて心から思った。

(あんなに強い気持ちをもてたのは、フランサのおかげ。
 ……ちがうね、ホペイロのキムちゃんのおかげだ)







レッズに勝って、どうにか、再びスタートラインにつけた。
一試合くらい勝ったからって、レイソルは何も手にしちゃいない。
相変わらずドタバタしてて、弱っちくて、必死で、あやうくて、サポは90分間つねに心臓ちぢみっぱなしだ。

でも、こんなにも走ってる。
こんなにもおもしれぇサッカーやってる。
選手が体張って、サポは声をふりしぼって。

勝った“結果”がうれしいんじゃないんです。
トータルのレベルでは絶対的に格上の浦和と戦ってたのに、レイソルの選手のほうがあきらかにサッカーを楽しんでた。
サポの人数は負けてたかもしれないけど、レイサポのほうがあきらかに選手と融けあう熱があった。


こんなにも、みんなが信じあえてる。
同じ夢を見てる。








ちょっと早いけど…
いつかの夏休みの絵日記をやっと書き上げたような。

“あの日”レイサポとして生まれ落ちた気がしてるわたしとしては、ほんのちょっぴり肩の荷が下りた気がしてる。




さて、ここから。
またいちから、新しい季節を走っていきますか。



レイソルの冒険は、はじまったばかり。






遠いあの日、実際に駒場のピッチにいたタニ、雄太、パンゾー、カトゥー…
そしてフランサも、同じ気持ちを抱いてくれてたらいいな。














posted by きなこ at 22:17| Comment(5) | TrackBack(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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