2006年07月18日

僕は君を守る 太陽に誓って

神戸に勝った。
負けて、引き分けて、勝った。

負けていい試合なんてひとつだってない。
引き分けでよしとするなんて計算できるほど大人じゃない。
勝てないときもあるさなんてうそぶけるほど、余裕はない。

一度負けた相手には、次で勝つ。絶対に勝つ。

選手とサポ、みんなの気持ちがつながって見えた、90分でした。
ずっとずっとずっと、つながっていたいと思えた、聖地日立台でした。




前々節の山形戦から、個人的に
「最後まで声をたやすな」
「最後まで跳ねつづけろ」
というテーマを自分に課しているので、
しかし雄叫びながら裸足で飛び跳ねてる三十路女というのも客観的に見ていかがなものか
細かいシーンや具体的なプレーなんて正直覚えてはいないのですが。

神戸戦のキーワードは、やはり「つながり」
たとえば、
谷澤の“がむしゃら”。一瞬とぎれかけた彼の気持ちが「つながった」
(オ○ノになんか檄飛ばされたか?w)
たとえば、
祐三の“誠実”。オトコマエ反町のことをおいといても、
彼の堅実で力強いプレーは未来に「つながる」光を十分に感じさせてくれました。
その意味で言えば、かまじの“安定”もうれしい「つながり」のひとつ。
たとえば、
忠成の“ひたむき”。忠成に言うことはなにもないよね。
いま、レイソルで、彼が一番ゴールと「つながってる」はず。
たとえば、
リカの“いぶし銀”。
彼のフットボーラーとしての技術の素晴らしさは言わずもがなだけど、
そのリカを最大限に生かしたいと願う周りの選手たちと彼の間に
信頼の「つながり」があってこそ。。。

そしてたとえば、
タニと亮の“夫婦善哉”。
タニがボランチできびきびとプレーしてるのもうれしい。
亮は「今日のダブルボランチ(大谷選手・山根選手)とは、日本人同士なのでコミュニケーションも取りやすいし、やり易かった」と述べておられるが、

コミュニケーションとりやすいのは、
日本人だからなんて理由じゃないだろう?
ここのふたりの「つながりっぷり」はもうごっつぁん。
白飯(丼)三杯。納豆いらず。
酒なら五合。つまみに炙ったイカもいらぬ…


ああ選手ひとりひとり上げはじめたらもうきりがない


大きく見ても、
ピッチの左右を目一杯使ってボールをよく動かせていたし、
パスもテンポよく迷わず受け渡しできている場面が多かったし、
こぼれ球に寄せる足もつねに止まらず。
(しかし相変わらずセカンドボール奪えない…あれはなんなの?)

決定機をさんざん逃したり、相手の詰めの精度の低さに救われたマイナスを差っぴいても、
大切なボールを「つなげよう」という気持ちが
素晴らしくプラスだった。


それだけで、いい。

真っ黒に汚れた足の裏が、こんなにも誇らしい。。。




試合終了直後は感激と興奮でしゃっきり元気だったのですが、
帰宅途中、猛烈に疲労に襲われ、

このわたくしが駅前のスーパーにビールを買いに立ち寄る気力もなかったんですよ奥様。



それにしても…

ヤマトを歌いだした途端、ピッチ上では必ず「集〜中〜!!」な局面に陥るクセ、
あれはなんとかならんのか(´⊥`*)

posted by きなこ at 02:35| Comment(11) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月10日

ずっとそばで うたう歌が いつもその胸へと架かる虹

「ありがとう」


この週末は、この一言がすべて。




    * * *

「また…?」

開始直後の失点。
よみがえる悪夢。


ドイツに行って味わったのは、がっかりという“気分”。
負けたからじゃない。
最初から結果なんて期待していたわけじゃない。
やれることはすべてやった、ギリギリまで力を出しきった、最後まで走った、
そう信じられる瞬間が一秒もなかったことに、がっかりした。

心がズタズタになって帰ってきて、
《でも、わたしにはレイソルがある》とすがるような思いで帰ってきたら、
山形での、あの……。

5試合ぶりにもどってきたゴール裏で、
遠いピッチのあっち側で起こっている“他人事”に、
頭がぐるぐるマイナス方向にめぐりはじめる。
不安を先取りしてしまう。
心が折れかける。。。


「でも」

今日は、絶対に最後の瞬間まで声を出すって、決めてた。
2005年12月10日の日立台みたいに、
2006年6月12日のカイザースラウテルンでのように、
途中で黙ってしまう自分では、もう、いたくない。

愛するチームを支えるのに必要なのは、
なんだかあいまいな“気分”じゃなく。

願いをかなえたい、強く信じる、“気持ち”。


「まだまだ」

パスがつながらなくても、こぼれ球が拾えなくても、相手ゴールに迫れなくても、
“走りつづける”選手たち。
下手かもしれない。
不器用にしか見えない。

でも、あの日のみんなは、走ってた。

たとえ、ボールに足が届かなくても。

あきらめず、何かを、やろうとしていた。

その結晶が、
祐三のぎりぎりまで伸ばした足と、
チュンソンのひたすらにゴールに向かうまなざし。


「だから」

じつは2点とも、ゴールシーンははっきり覚えていない。
必死に声をしぼりだしていたし、正直よく見えてなかった。

でも、遠いピッチのあっち側で起こったことが、肌をふるわせた。
それはまるで、ゴールネットを揺らした振動が、そのまま、伝わって共鳴したようだった。

鳥肌が立った。

抱き合う仲間たち。
いつもの顔。
いつもより輝く笑顔。泣きそうな顔。固く固く、抱き合って。

もっと、鳥肌が立った。


「お願い…!」

最後の5分が、永遠にも思えた。

隣に立つ仲間と「時計、止まってない!?」と確認しあう。
本当に本当に、針が1oも動いてないみたいに見えて、何度も目をこすった。
ロスタイムの3分。長い。

お願い。お願い。お願い。お願い。お願い。

祈りつづけて、声出しつづけて、
すべてが終わったときはもうクタクタ………



こんなに心身ともに出しきって、疲れきった試合はひさしぶり。

こんなに心身ともに出しきれて、疲れきることができた試合はひさしぶり。

何千分の一でもいい、勝利に貢献できたと思えることが、うれしい。

何万分の一でもいい、喜びをわかちあえたことが、うれしい。



だから。

「ありがとう」








レイソル、最高すぎる。
posted by きなこ at 02:03| Comment(10) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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